第140回ベルモントステークス
6月7日にアメリカニューヨーク州ベルモントパーク競馬場で
非常に楽しみな無敗馬2頭の対決が見られます。
その日に行われるのはアメリカのサラブレット3歳3冠レースの
最終戦であるベルモントステークス(距離約2400m)。
http://www.nyra.com/BelmontStakes2008.html
第1戦ケンタッキーダービー、第2戦プリークネスステークスは
どちらもビッグブラウン(父バウンダリー)という馬がそれぞれ
4馬身、5馬身差で楽勝しています。現在5戦5勝。
これでベルモントSも勝つと史上12頭目、30年ぶりの3冠馬誕生
ということになります。
この馬に挑むのが日本のカジノドライヴ(父マインシャフト)。
2月に京都競馬場でデビューし10馬身差以上で快勝。そして
5月10日にアメリカへ遠征してピーターパンステークスへ出走し
ここも5馬身差で快勝。
元々この馬はアメリカで生まれた馬なので「日本の」というのも
微妙なのですが、競馬の世界ではどの国で調教を受けているかで
所属国が決まります。
しかもこの馬、2つ上の兄が一昨年のベルモントSの勝ち馬、
1つ上の姉が昨年のベルモントSの勝ち馬で、3兄弟で同一レース
制覇という記録が掛かっています。
果たして30年ぶりの3冠馬が生まれるのか、それとも日本調教馬
のアメリカ3冠レース初制覇&3兄弟連続制覇が達成されるのか、
それとも両方ともずっこけるのか??